ウッドショック 家が建たない?

いつもありがとうございます。
スタッフの松崎好明です。

uxtudosyoxtuku.jpg本日は、ウッドショックについてのお話しです。住宅業界ではかなり騒がれています。ウッドショックというのは、木材価格が急激に上昇することによって、家の価格が高くなるという点や、そもそも木材が入って来なくなるという事から、工期の遅れ等も懸念されていきます。

このグラフをご覧ください。
木材価格の推移
木材の価格の上昇を示したものです。

アメリカ 戸建て事情.jpgではなぜこんな事態になったのかと言いますと、アメリカは今住宅バブルに入っています。アメリカは家に対する考え方が日本とは異なり、ライフスタイルに応じてどんどん住み替えていきます。コロナの影響があり、仕事もリモート化していき、都心部から郊外へ人が流れています。

更に、住宅ローンの金利が1%幅で低下、三密回避で在宅勤務による郊外型戸建てが人気上昇、戸建ての賃貸が安くなり更なる後押し。戸建て賃貸住宅の建設も増加しています。

いち早くコロナ禍からぬけていった中国も同じく戸建て住宅需要が高まっています。あと木材輸入のためのコンテナも不足しているため、今後さらなる影響が出ていきそうです。

では国産材を使えば良いと思いますが、実際にはすでにインフラや人手といった林業事態を復活させるのも容易くはいきません。元々、日本は森林が国土の約70%を占めていて、林業が盛んでしたが、外材が安く手に入るようになり、構造材の主流が米松になったりと、日本の林業は衰退していきました。

こういった情勢もきちんと、お伝えして現状を理解していただくことも大事だと思い、まずはブログに掲載しました。また新たな情報が入りましたら随時発信していきます。

今後、新築ばかりではなく、空き家や中古住宅からのリノベーションにも更なる光を当てるという事も必要かと感じます。コロナ禍はネガティブな事ばかりではなく、変化の時期を知らせてくれたのだとも感じています。
今回はこれで終わりにします。本日も素敵な1日を。

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