家づくりにおける優先順位とは?重要項目や決め方について紹介します!

家づくりをお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、家づくりにおける優先順位です。
「家づくりをしたいけれど、何から始めれば良いの」というような疑問をお持ちの方は多いと思います。
そこで今回は、注文住宅に必要な費用と予算の決め方について紹介します。
さらに、土地選びにおける優先順位の決め方、間取りを決めるときに優先的に決めるべきポイントについてもお伝えします。

□注文住宅に必要な費用と予算の決め方をご紹介!

家づくりにおける最優先事項は、まず費用を算出して、必要な予算を決めることです。

*注文住宅に必要な費用の内訳

注文住宅に必要な費用は、大きく3つに分けられます。

1つ目は、土地に関する費用です。
土地購入費用をはじめ、地盤調査費用、地盤改良費用がかかります。
購入した土地は、どれくらいの荷重に耐えられるのか調査する必要があります。
また、調査を踏まえて、土地を改良する場合にはその費用もかかります。

2つ目は、建物に関する費用です。
まずは、本体工事費用がかかります。
そして、給排水やガス工事などの付帯工事費用、外構・造園部分などの別途工事費用もかかります。

3つ目は、諸費用です。
諸費用には、固定資産税や不動産取得税などの税金があります。
そして、住宅ローンの手数料や火災保険、地震保険などの保険料もかかります。
また、地鎮祭や上棟祭をする場合は、それらをする際の費用もかかります。

*予算を決める手順とポイント

予算を決める手順の1番目は、自己資金の金額を決めることです。
2番目は、住宅ローンの借入金額を決めることです。
3番目は、土地に関する費用を決めることです。
4番目は、住宅の購入限度額を計算することです。

予算を決める際は、この手順に沿って進めるとスムーズに決まります。

予算を決める際のポイントは、自己資金と住宅ローン融資額の2つです。
まずは、頭金として今の家計からどのくらいの額を出すことができるのか計算してみましょう。
また、住宅ローンの借入金額については、現在の年収、返済期間をもとにシミュレーションすると良いでしょう。
そして、住宅の建築にかけられる金額は、自己資金に住宅ローン借入金額を加えたものから土地に関する費用を差し引いて算出できます。

□土地選びにおける優先順位の決め方は?

その土地の気候や周辺の商業施設、駅までの距離など、土地選びにおいて条件となる項目はたくさんあります。
そのため、すべての条件を満たす理想の土地を見つけることは、とても難しく、時間がかかってしまいます。
土地選びの際は、その条件に優先順位を決めることが重要です。
優先順位の決め方について4つポイントを紹介します。

1つ目は、土地や場所に対する希望の条件をリストアップすることです。
まずは、家族で希望する条件を話し合ってみましょう。

2つ目は、譲れない条件を考えることです。
1つ目で述べたポイントで家族と話し合った際に、さまざまな条件が出ると思います。
その中から、どうしても譲れない条件はどれか検討しましょう。

3つ目は、NG条件を考えることです。
譲れない条件がまとまったら、次は、「これだけは避けたい」というNG条件を考えましょう。
この流れの中で優先順位を決めることをおすすめします。

4つ目は、子育て・教育・老後などのライフプランを見据えて考えることです。
ポイントの1つ目から3つ目に加えて、将来のライフプランも考慮して土地選びをすることも大切です。

□間取りを決めるときに優先的に決めるべきポイントをご紹介!

1つ目は、どのくらいの広さ・部屋数にするのかを決めることです。
住まいの広さや部屋数は、敷地面積や家族構成、ライフスタイルによって決まります。
目安として、夫婦と子ども1人の3人家族の場合は2LDK、夫婦と子ども2人の4人家族の場合は3LDKが必要になるでしょう。

2つ目は、日当たり・風通しについてです。
間取りを決める際に意外と忘れられがちなのが、日当たりと風通しについてです。
日当たりは、一般的に南向きが良いとされています。
そのため、多くの場合リビングは南向きにあります。

反対に、日の当たらない北側には、寝室や子ども部屋が配置されていることが多いです。
リビングの日当たりに関することだけを考えるのではなく、寝室や子ども部屋などがどの方角を向いていて、どのくらい日が当たるのかも考えるようにしましょう。

風通しは、空気の通り道がしっかり確保できているか確認しましょう。
また、窓の位置に関して、防犯面やプライベートは守れているのかについても確認しておきましょう。

3つ目は、家事動線についてです。
間取りを決める際に、暮らしやすい家にするためには、家事動線について考えることが大切です。
家事がスムーズに行えるようにライフスタイルに合った家事動線を考えるようにしましょう。

4つ目は、水回りです。
水回りはまとめて配置すると良いでしょう。
工事費を抑えられる上に、家事動線の距離も短くなって作業効率が上がります。

5つ目は、収納スペースです。
すっきりとした綺麗な収納スペースを作るには、しまう物をある程度想定して寸法や造作を決めるようにしましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅に必要な費用や予算の決め方と、土地選びにおける優先順位の決め方、間取りを決めるときに優先的に決めるべきポイントについて紹介しました。
家づくりの際は、まず予算を決めることから始めましょう。
雲南市・仁多郡周辺で家づくりをお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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