素人営業2

いつもありがとうございます。
主に営業活動を行っている松崎好明です。

さて前回の続きです。
会社を引き継ぐ事になった兄(現社長)に誘われて弊社の営業をすることになった私。当然営業はしたことはありませんでした。営業は仕事を取ることが仕事。だからひたすら訪問していくしかありませんでした。後にホームページを作ったりチラシなどを考えるのですが、毎日毎日、奥出雲町内、そして隣町のお宅にひたすら飛び込んで自社紹介のパンフレット(自作)と名刺をただ配っていました。朝から訪問をしていますので、在宅しているのは、ほとんどがお年寄りの方々。

今でも何となく覚えていますが「こんにちは。奥出雲町内の松崎建築の松崎といいます」「何かご自宅でお困りの事はございませんか?」という言い回しで名刺を渡してパンフレットを置いて帰る毎日。
少しでも嫌だな~という頭になると訪問するのがとてもストレスになるので、勢いのようなもので件数を重ねていく事が仕事になっていました。最終的な目的は受注で、その手段が訪問です。

しかしそもそもの失敗は手段と目的がいつしか入れ替わってしまった事です。
1日に最低これくらいは件数を廻る必要があると勝手に考えたのは私自身です。現社長(その当時は専務)も営業経験はないため、特に何も教わることはなく、いわば前例も、なにもないので手探り素人営業です。自分が考えて自分で訪問手段を決めていく。もちろん建築の知識もありません。自信もなにもない。でも一つだけ言えるのは、くさりながらでも、自分の仕事はこれなんだ!と決めてたこと。しかし勢いでできるのはせいぜい数か月。毎日毎日、屈辱やイライラの日々を重ねていきました。

仕事は当然取れるはずもなく。。。帰社して兄と話しても出口はみつからず。相談して余計にストレスを感じた日々も本当に多かったですw家族だから我慢できることもありますが、家族だから、兄弟だから余計に熱くなってお互いの立場を潰そうとしていた時期でした。要はうまくいかないのは人のせいってやつです。ここも課題なんですが家族間でお仕事をしている方なら必ず通る感情の部分でもあると思います。ここをうまく整理できないと会社は進んでいきませんので。
ネガティブな事かもしれませんが、経験した実話です。

このシリーズはネタが多いので長くひっぱりそうですww今回は終わりにします。
ステイホーム頑張りましょう。

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