夏場の内部結露がこわい!

いつもありがとうございます。
主に営業活動を行っている松崎好明です。

昨夜、今月は父の日だからとワイヤレスイヤホンをプレゼントしてもらい、夜散歩してみたら、ものすごく音がよくて嬉しくなった父です。ウォーキングのお共に最高ですね。しかし蒸し暑かったですね~昨晩。

それでは本題です。梅雨入りしてより不快度数が上昇する季節となりました。今年はコロナでマスクもということで余計に不快感ですがここはしっかりと着用です。実際に気温もですが、不快の元は湿度です。気温が高くても湿度が低い場合は不快に感じにくいですね。人間が一番快適に過ごせる温度、湿度というのがあって温度は25℃、湿度50%のようです。

日本は海に囲まれていますので、高温多湿な島国ではあるのですが、地域でも湿度は違います。日本海側や内陸部、太平洋側でも違います。島根の松江市ではどうかというと、1年を通じて湿度(相対湿度)は70%を超えています。どちらかといえば他県よりジメジメな感じです。過去のデータをみてもほとんど変わりません。一番湿度の高いのが7月上旬から中旬で80%を超えています。湿度には絶対湿度と相対湿度があり、市販の湿度計に表示されるのが相対湿度です。中学校の勉強みたいですねw

ちなみに空気の中に含まれる水蒸気の量の事を絶対湿度といい、温度が高いほど水蒸気の量が多くなり、気温が低下するほど水蒸気の量が少なくなります。ということは冬より夏の方が空気中に含まれる水蒸気量は多くなります。
結露する原因というのは温度と湿度に関係しており、湿度も水の流れと同じように、高いところから低いとこへ移動していきます。夏場は普通外の方が湿度が高いので、その湿度は家の中に入ってこようとします。

どこから入るのかといえば、穴という穴から侵入してきます。家の性能で言えば気密性に大きく左右されます。玄関からの出入りや換気などでも湿気は侵入してくるので、この時期の網戸での通風はお勧めしません。一気に入ってきます。一番厄介なのは、夏場における内部結露です。

夏場は気温が高いので同じ湿度でも水蒸気の量が冬場の4.3倍(松江市)ありました。表面上に見える結露はわかりますが、壁の中にある結露はわからないので、知らない間で断熱材を悪くしたり、カビが発生し、その胞子を食べるヒョウヒダニが発生し、さらにそのダニを食べるマダニやイエダニが発生。それらは全てアレルゲンとなり、身体に悪影響を及ぼしていき、更にマイホームそのものの耐久性も低下させるという悪循環につながります。

一番良い対処とすれば、もちろん気密性能や断熱性能を上げる家づくりですが、今のお住まいにおける夏場の結露対策はやはり、エアコン除湿だと思います。エアコンは冷房と除湿を同時にしてくれます。電気代を気にされ、消してしばらくすると蒸し暑くなるのはそれだけ外部から湿った空気を呼び込んでいる証拠ですので、27℃設定くらいで常時稼働していくことが結果的に建物にも健康にも良いというのが今の感想です。

今回はこれで終わります。エアコン上手に稼働させて快適な夜を。マイホーム計画の事や資金土地探しなど不安や疑問あれば☞こちらからお願いします。