米ヒバとヒノキチオール

いつもありがとうございます。松崎好明です。
昨日は実家の種まきの手伝い。朝はぐんと冷え込みましたが春がやってきました。
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さて、木造住宅の土台について。
土台と言うのは、地面から最も近い位置にある木材です。木造住宅の弱点は腐朽菌による腐食。

当然ながらシロアリなどの被害にあえば間違いなく本来の強度は保てなくなります。地面に近いという事はそれだけ湿気も上がりやすくなります。床下の湿気対策のシートやコンクリートをしたとしても、シロアリ被害が起きる場合もあり、土台に使われる木材は薬剤を注入したりして防蟻しますが、それでも被害は出てきます。

米ヒバ.jpgそこで弊社の新商品の土台は年輪がわからないくらい(樹齢1000年など)の米ヒバを使います、
この木材の良い所は強度とシロアリがいやがるヒノキチオールが含まれている事です。

ヒノキチオールは、意外にも、日本のヒノキにはほとんど含まれず、ヒノキアスナロ(青森ヒバ)や台湾ヒノキなど限られた木にのみ、わずかに含まれています。
名前からしてヒノキに含まれていると感じますが、1936年にタイワンヒノキの精油成分から発見されました。台湾ヒノキはヒバの樹種の様です。

木材は適材適所に使い分けてこそ素晴らしい建築物となります。今回はこれで終わりにします。素敵な夜を。

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