マイホームは何歳に購入すべき?住宅ローンを組むときの注意点も紹介します!

いずれはマイホームを手にしたいと考えていても、「何歳でどの程度の貯蓄があるときに買うのが良いのか分からない」という方は多いのではないでしょうか、
実際にマイホーム購入には多額の費用が必要なため、適切なタイミングを把握することは欠かせません。
今回は、マイホーム購入のタイミングについて紹介します。

□何歳で購入?マイホーム購入者の平均年齢や年収などをご紹介!

マイホーム購入のタイミングについてお悩みの方に、国土交通省が調査したマイホーム購入者の年収や年齢の平均値と購入資金について紹介します。

初めてマイホームを購入したときの購入者の年齢は、住宅の種類によって異なります。
具体的には、注文住宅では1位が30代で48パーセント、2位が40代で25パーセント、分譲住宅では1位が30代で51パーセント、2位が40代で23パーセント、分譲マンションでは1位の30代が52パーセント、2位の40代が27パーセントとなっています。
住宅の種類によって割合は異なるものの、平均的には30代で初めてマイホームを購入する方が多い傾向にあります。

次に年収に関するアンケート結果を参照すると、最初にマイホームを購入したときの平均年収は、注文住宅購入者が730万円、分譲一戸建て購入者が640万円、分譲マンション購入者が750万円程となっていることが読み取れます。
また、中古住宅を購入した方の平均年収はこれよりも低く、一戸建ての場合は630万円、マンションの場合は660万円程度となっています。
「今の自分の年収で購入できるのか」「住宅ローンを組んだ場合はどのくらいの期間で返済できるのか」といった不安を抱えている方は、上記を購入時の1つの参考にすると良いでしょう。

購入資金については、土地込みの注文住宅を購入した方で4300万円、分譲一戸建てで3600万円、分譲マンションで4200万円程度となっています。
中古ではこれよりも低く、一戸建てで2300万円、マンションで2600万円程度となっており、自己資金比率は20パーセントほどとなっています。
新築と中古では大幅な差が見られるので、ご自身が用意できる資金と照らし合わせながら、理想と現実のバランスを考えて最適な方法を調査しましょう。

□マイホーム購入を決意した理由とは?複数の観点から紹介します!

マイホーム購入を決意した理由は年齢だけでなく、様々なライフイベントや購入資金、住宅ローンなど人によって多種多様です。
ここでは、様々な観点からマイホーム購入の動機について紹介します。

現在住んでいる賃貸住宅とマイホームのコストを比較したときに、後者の方が有益だと感じたときはマイホーム購入の1つのタイミングとなることがあります。
マイホームを購入時は、基本的には住宅ローンを組むことになりますが、その際「1年間でいくら返済していくのか」「購入時にいくら準備する必要があるのか」といったことを考えておかなければなりません。
これに加えて様々な手続きに必要な手数料や税金を考慮した上で、賃貸住宅に住み続ける場合のコストと比較して購入のタイミングを慎重に見定める必要があります。

出産や結婚などといった人生の様々なイベントの発生もマイホーム購入の動機となります。
一般的に、同居する人の数が増加するほど、推奨される住宅面積も増加していきます。
具体的には1人で55平方メートル、2人で75平方メートル、3人で100平方メートルというように変化していくので、家族の人数が増えていったり、子どもが家を離れたりしたときはマイホーム購入のタイミングとなる可能性があるでしょう。

子どもが家を巣立った後、老後の生活を考えてバリアフリー機能が整った住宅に移り住もうと、マイホーム購入を検討する場合もあります。
実際に内閣府が行った調査では、「現在の住宅に問題はない」と回答した方の割合は66パーセント程度であり、多くの方が今の生活に不満を抱えていることがうかがえます
これらの問題を解決するために最も採用されている方法がリフォームですが、賃貸住宅では実施困難なことが多いため、マイホーム購入を考える方がいらっしゃるようです。

□失敗しないために!住宅ローンを組むときのポイントをご紹介!

住宅購入時の平均年収の説明の中でも紹介しましたが、マイホーム購入時には大半の方が住宅ローンを利用します。
しかし、住宅ローンを組む際に無為無策で挑んでしまうと、後になって返済に苦しんでしまう恐れがあります。

十分な自己資金を用意しておくことは、住宅ローンを組む際に意識すべきポイントの1つです。
住宅ローンの中には頭金なしで利用できるものがありますが、これらは返済時に高い金利が設けられていることが多く、最終的な返済額が膨れ上がってしまう可能性があります。
金融機関によっては頭金の支払額によって金利を引き落としてくれる場合があるので、できる限り頭金は用意しておくことをおすすめします。

また、余裕のある返済計画を立てておくことも重要です。
現在の年収から考えて、ぎりぎり支払えるような返済額を定めてしまうと、急な事故やトラブル、病気などが発生した場合に対処できなくなる可能性があります。
場合によっては生活に支障をきたすこともあるので、余裕を持って返済できる計画を練っておきましょう。

マイホーム購入にかかる費用を削減したい方は、住宅ローンに関する減税制度を利用しましょう。
自分が利用できる減税制度を探して、余裕を持った住宅ローンを計画するために積極的に活用していきましょう。

□まとめ

マイホーム購入時の平均年齢は30代ですが、年収やライフスタイルの変化などに応じて購入に最適なタイミングは人によって異なります。
特に住宅ローンに関しては、無理なく返済計画を立てられるかを慎重に考えなければなりません。
雲南市、仁多郡周辺でマイホーム購入に関するお悩みがある方は当社にご相談ください。

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