農地は勝手に売買できない。

いつもありがとうございます。
主に営業活動を行っている松崎好明です。

昨日からの寒波ですっかり銀世界となった奥出雲町です。積雪量は今のところ10㎝前後なんで大したことはありません。路面凍結など運転には特に神経を使う季節となりました。

では本題です。昨日、空き家をいずれ売りたいとのご依頼をうけました。特に田舎では、農地も所有しておられる場合も多いので、売買となると、宅地と農地で考えていくことになります。いわゆる土地建物と、田んぼはセットで売買という簡単な話ではなくなります。

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と言うのも、農地は例え自分の物でも勝手に処分したりできない農地法という法律で守られています。例えば、自分の畑を宅地に転用して駐車場や車庫を建てたいという場合など、都道府県知事等の許可が必要になってきます。この許可を取るための申請も条件によっては農業委員会に届け出をしたりと様々です。

売買に話を戻します。したがって宅地と建物は買い手が見つかれば売買が実行されますが、農地は転用ができるかどうか、そして許可が受けれるかどうかという事になりますので、時間がかかります。
相続したけどどうしたらいいのか分からない方も多く、朽ち果てた空き家が増え続けています。

もし手放すことを決断された場合は、早めに相談されることをお勧めします。売買は需要と供給の世界ですので、即座に買いたい人が見つかる事もあれば、何年も見つからない、売れないなどの事例は大変多いときいています。

今回はこれで終わりにします。暖かくして素敵な1日を。

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