ユニットバスの歴史

いつもありがとうございます。
松崎好明です。

さて、今やお風呂の主流といえば、各メーカーから出ているシステムバス。

タイルを1枚ずつ貼って造る在来工法の浴室と比べ、短時間施工が可能であるうえに階下への水漏れのリスクが少ないことから、戸建住宅からマンション、ホテル、アパート、病院などに至るまで、さまざまな建築物に用いられています。

最近では、サイズや機器のオプションが自由に選べるものが増えていることから、「システムバス」と呼ばれることも多いです。

2014年の時点では、日本国内の浴室の約95%を占めます。

現在につながるFRP製のユニットバスは、日本で開発されました。

9CDB6046-CEE5-49A5-BB18-2D7A73D1DE4B.jpeg1964年の東京オリンピックを控え、急ピッチで建設が進められていたホテルニューオータニで、内装工事を可能な限り省力化するために考案されました。

主に開発に携わったのは、日立化成工業(現:ハウステック)・東洋陶器(現:TOTO)の2社です。

それまで1部屋につき職人数人と1か月を要していたバスやトイレの施工が、運び込んで設置するだけで良いユニットバスを採用したことにより、わずか数時間に短縮されたといます。

実際、ニューオータニでは1000室以上にも上る全客室へのユニットバスの据付作業を、3か月半で完了したとされます。

新築工事の中でも、このシステムバスは、早い段間で施工していきます。
シミュレーションで立体的なカラーコーディネートも可能となっています。
質感はやはり実物をショールームにて確認するのが分かりやすいかと思います。
今回はこれで終わりにします。

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